結婚式で手作りできるもの一覧 節約上手な花嫁になろう!

結婚式のワンシーン

結婚式を控えるプレ花嫁の中には、結婚式アイテムの「手作り」を考えている人も少なくないはず。「結婚式で手作りできるものは手作りしたい!」と考えている人必見。何件もの結婚式を担当してきた筆者が、手作りできる結婚式アイテムを節約出来る金額とともに紹介します。

※節約金額は60名を招待した場合の概算金額です。

招待状

手配する場合:1冊600円×40(一家に1通)=2万4000円
手作り(キット)の場合:1冊140円×40=5600円【1万8400円節約】

招待状の作成に取り掛かるのは結婚式の3~4か月前。2か月前にはゲストの元へ届けなければなりません。結婚式の3か月前だと、まだそれほど結婚式準備に追われていない頃。時間的にも精神的にも余裕がある人が多いでしょう。

頑張れる人はいちからの手作りでも良いですが、ペーパーアイテムは断然キットがおすすめ。キットを購入すると、テンプレートをダウンロードできるので、さくさく作成が進みます。自宅にパソコンとプリンタがあれば、ぜひ挑戦してほしいアイテムです。日時や地図、言い回しなどの間違いを防ぐため、印刷の前に担当のプランナーさんに確認してもらってくださいね!

WEB招待状や少人数ウエディングにも

招待状に限らず、式場でお願いするペーパーアイテムには最低ロットがあります。例えば一冊600円の招待状が10冊欲しい場合でも最低ロットが20冊だと1万2000円となり、1冊あたり1200円になってしまいます。

WEB招待状を出す人も、年配の親族のために数冊だけ招待状が必要なパターンも増えています。手作りなら10冊単位で申し込める(しかも安い)ので、数冊だけ必要な結婚式にもおすすめです。

席次表・メニュー表/席札

手配する場合:席次表(メニュー入り)950円/席札200円×60名分=6万9000円
手作り(キット)の場合:席次表(メニュー入り)180円/席札80円×60名分=1万1280円【5万7720円節約】

こちらも招待状と同じくキットがおすすめですが、封筒などが必要ないので、ハンドメイドが好きな人なら難なく手作りできます。金額的にも5万円以上の節約になりますので、是非手作りを……と言いたいところですが、忙しい人にはおすすめしません。

なぜなら、席次表の印刷は、急なゲストの欠席に備えて、なるべくギリギリ(早くても結婚式1週間前)が良いため、結婚式準備が慌ただしくなるピークの1か月前~3日前に作業を求められるからです。計画的に進められる人や、時間に余裕がある人におすすめです。

兄妹や友人に頼むのが一番の解決策

「忙しいけど節約したい!」という人は、友人や兄弟にお願いしましょう。ペーパーアイテム作りは、配席決めに加え、メニューの入力や印刷・セットなど思いの他時間が取られます。兄妹や友人に頼めそうならお願いしてみましょう!難しそうなら、手伝ってもらってもよいでしょう。ワイワイ作ったその時間が、素敵な思い出になりそうです。

ウェルカムボードなどの受付・ウエルカムアイテム

ウェルカムボード

ウェルカムアイテムとは、受付やロビーなどで、新郎新婦に代わってゲストをお迎えするアイテムです。定番なものであれば、2人の名前と日付が記された「ウェルカムボード」。男女ペアになったぬいぐるみ「ウェルカムベア」の2つ。他にも待合室をガーランドで飾り付けをしたり、マカロンタワーを飾ったりと様々な演出がありますが、今回は割愛します。

ウェルカムアイテムは特に決まりはないので、無くても良いのですが(実際にないお客様もいます)あるのが一般的なので、ゲストに「あれ、何にも置いてないな……」と思われる恐れも。ただ、わざわざ用意しなくてもふたりらしいものなら何でもOK。

「家にあるものなんでも良いので持ってきてください」とプランナー時代には良く言っていました。

ぬいぐるみ、趣味のフィギュア、ゴルフクラブ、学生時代のユニフォームや部活で使っていた小物などなど…結婚式のために用意したものより、2人らしいものが一番喜ばれます。家にあるアイテムでゲストをお出迎えしましょう。

写真を持っていけば飾ってもらえるかも

会場のロビーなどに2人の写真やゲストと一緒に映った写真を飾る場合、式場によっては飾るスペースが用意されており、写真だけ持っていけば飾ってもらえることも。事前に場所を確認し、必要な枚数の写真を持っていきましょう。

フラワーシャワーの代わり 〇〇シャワー

手配する場合:1人300円×60=1万8000円
手作りの場合:材料費約100円【1万7900円節約】

挙式の最後やガーデンでの定番演出。生花の花びらが定番ですが、ラッキースター、フェザーシャワーや折り鶴シャワーなど、何でもOK。あたって痛くないもの、綺麗に舞うもの、写真映えが良いものを基準に選ぶと良いでしょう。〇〇シャワーの手作りにおすすめの材料は、折り紙とリボン。カラフルで軽く、手に入りやすいです。ラッキースターは折り紙シャワーの定番で、比較的簡単に作れるのでおすすめです。リボンシャワーも、買ってきたテープリボンをひたすらリボン結びするだけなので簡単。気が遠くなる作業が苦手な人は、造花のフラワーシャワーに変えるだけでも節約になりますよ!

 〇〇シャワーは持ち込み料がかかることも<

フラワーシャワーを持ち込む場合は持ち込み料がかかることも。式場によっては高額な場合もあるので、事前に担当のプランナーさんに確認しましょう。

リングピロー

手配する場合:5000円
手作りの場合:材料費約1000円【4000円節約】

リングピロ―は挙式の指輪の交換のときに必要なアイテム。布製のものからプリザーブドフラワーでつくられたものまで様々なデザインがあります。リングピロ―は、会場によっては無料で貸してくれる場合もありますが、無料の場合はあまり素敵ではないリングピロ―の場合もあるので、事前にチェックが必要です。

リングピロ―は、100均などを駆使して簡単に、見栄えよく作ることができるので、手作りに向いています。個人的には、指輪に付属するリングケースや、自宅で使えるシンプルなものでも充分素敵だと思います。

ブーケ

手配する場合:4万円前後
手作りの場合:???

結婚式で必ず必要になるのがブーケ。ウェディングドレスとカクテルドレスを着る時には、それぞれに合うブーケが必要になります。プレ花嫁のなかには、「ブーケを手作りしてみたい」と思う人も多いはず。お花が好きでやってみたい人は是非挑戦しましょう。

ただ、私も作ったことがあるのですが、生花またはプリザーブドでブーケを作るのって、かなり難しいです。腕に覚えのない人は、造花を使うことをおすすめします。また、100均の造花を使うとどうしても安っぽくなってしまいがちなので、値段は少し上がっても、アーティフィシャルフラワーのような生花に近い見栄えの造花がおすすめです。

造花でもブーケ作り難しそうだな……と思う人には、リースブーケやバッグブーケなら、比較的簡単に作れます。また、ブーケの代わりにジャイアントフラワーの手作りもおすすめ。ブーケよりも簡単で安価にできますし、何よりかわいい!ジャイアントフラワーを持つだけで、おしゃれな花嫁の出来上がりです。

映像演出

手配する場合:10万円
手作りの場合:0円【10万円節約】

現在ではほとんどの披露宴で行われる映像演出。今や映像は結婚式の定番演出。新郎新婦入場前のオープニングムービー、中座中のプロフィールムービー、参列できなかった人からのサプライズムービー、披露宴のお開きで流れるエンドムービー……。一つの披露宴で2回以上のムービーが流れることも珍しくありません。

式場で手配しようとすると、安くても5万円。ビデオ撮影を含むエンドムービーなどは30万円を超えるなど高単価ですよね……。

エンドムービーの手作りは難しいですが、オープニングムービーやプロフィールムービーなら自作する人も多いです。ただ、時間がかかるので早めに取り組むのがおすすめ。1か月前には完成し、会場で視聴できるくらいのゆとりが必要です。

まとめ

実際に、筆者がこれまで担当してきた結婚式でも、たくさんの手作りアイテムが登場しています。結婚式は「ゲストにふたりのことを知ってもらう場所」。ふたりが手作りしたアイテムは、節約できるだけでなく、ゲストにとても喜ばれます。

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